富塚椎ノ木谷特別緑地保護区
若草から歩いてほんの10分ちょっとのところに、「富塚にこんな場所が??」とびっくりしちゃう懐かしい風景が残されている地域があります。椎ノ木谷と呼ばれる場所は今は「特別緑地保護区」に指定されていて、先日地域のみなさんが管理をしているところにお邪魔させていただいてきました。
看板にはこんな説明が…
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富塚町の椎ノ木谷地区では、昭和30年代までは工作が行われており緑豊かな里山でしたが、その後農業生産活動は行われなくなり、現在に至っています。当地区には新川を経て佐鳴湖に流入する湧水があり、また環境省レッドデータブックによる絶滅危惧Ⅱ類に指定されている植物のミカワバイケイソウ、ナガボナツハゼ、キンランや、準絶滅危惧に指定されている動物のキノボリトタテグモ等の貴重種をはじめ多様な動植物が生息・生育しています。
この豊かな自然環境を将来にわたり守っていくため、都市計画法に基づく特別緑地保全地区に指定して、市民の皆様と協働により保全を進めています。
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数年前に浜松市によって園路などが整備され、いくつかのゾーンに分けられています。
こちらは雑木林のゾーン。
4月23日のイベントでみんなで植樹をしたエリア。
若草の前を流れている新川に沿って上流部に歩いて行っただけなんだけど
こんな風景がどんどん現れてきました。
まるで狐に騙されてタイムスリップしたかのよう。
この地域に一歩入っただけで、色々な鳥の鳴き声が聞こえたり
オオタカらしき鳥が飛んでいたり(本当にここに営巣するらしい)
新川の水の音が心地よかったり
TOMの一番古い記憶の中にある
昭和40年代前半の空気と音と香りに包まれたことに
びっくり。感動でした。
写真いっぱい撮っちゃいました。
ので、まだまだ続きま~す!